この度、群馬県私立幼稚園協会では、夏休みを利用して、東日本大震災の
被災地である岩手県釜石市の子ども達を元気づける復興支援イベントを開催
することになり、各幼稚園の職員にボランティアを募集し、去る7月30日、31
日に釜石に行ってきました。
明星幼稚園からは、園長先生をはじめ4名の先生が参加してきました。
その時の様子を皆様にご報告したいと思います。
7月30日、一行は高崎をバスで出発、北上市での前泊を経て、7月31日朝7時
にイベント会場の釜石鈴子広場に到着しました。
広場では、かき氷、ヨーヨー、くじ引き、ポップコーン、竹とんぼ、ビンゴゲーム、
歌って踊ろうコーナーなどのイベント準備に取り組みました。
9時、イベント開始時刻になり、少しずつ来場者が集まってきました。
あいにく雨の中のイベントとなりましたが、雨の中でも来て下さった方に楽しんで
いただこうと、笑顔を絶やさずに頑張りました。
来場者からは「遠くからご苦労様」「ありがとう」などと、声をかけていただいたり、
たくさんの子どもたちが笑顔でゲームなどを楽しむ姿を見て、こちらの方が元気
をもらっているようでした。
12時、イベントは終了しました。
イベントの後片付けを終え、津波の来た地域を視察しました。
そこは広場から数分でした。
道路の両側にはうず高く積まれた瓦礫の山がいくつもありました。
住宅があったと思われる場所は、基礎が残っているだけです。
建物が流されていなくても、1,2階部分は、壁も中味もありません。
津波の爪痕がまだ生々しく残っていました。
あれから5ヶ月が経とうとするのに、復興には相当長い時間がかかる
と感じました。
そんな中でがんばって生き抜いていらっしゃる、たくさんの被災者の
方々に、少しでも元気を与えられるようなことを、これからもしなくては
いけないと強く感じました。
個人では何もできないと思っていましたが、群私幼協会の先生方に声
をかけていただき、釜石に行けたことは、大変貴重な体験となりました。
以上ご報告とさせていただきます。
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